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テレ東プラス

2018.12.5

「アイドルを卒業してもレモンを卒業するつもりはなかった」市川美織が、今でもレモンを大切にする理由

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今年の5月、8年間在籍していたAKB48グループを卒業した市川美織。「フレッシュレモンになりたいの~」というファニーなコピーは、彼女の夢である「フレッシュレモンになること」の意思表示でもあったらしい(ここで困惑する人も多かったはずだ)。

そのために、視聴者やファンに「?」を投げ続けられるものの、あどけなさの残るヴィジュアルと愛くるしい性格は、NMB48に移籍してからもバラエティー映えするキャラクターとして、多くのファンから支持を集め続けた。

かつての卒業生がモデルや女優業に進み、市川もいずれかの道に進むのかと思われていたが、広島レモン大使、女優、YouTuber、モデルと活動の幅をさらに広げることになる。「いずれかに進むだろう」という浅はかな想像を超えて、またしても私たちに少なくないクエスチョンを与えてくれた。

市川美織はどうしてグループを離れ、なぜ多岐に渡る活動を行うのか。そして今、何を考えているのか。別の撮影を終え、疲れを感じさせることなく元気に取材現場へと現れた市川に、まずはレモンの話から聞いてみることにした。



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クリエイタープロフィール:
市川美織/タレント
1994年2月12日生まれ。埼玉県出身。O型。2010年にAKB48研究生として加入し、26thシングル『真夏のSounds good !』で初めて選抜メンバー入りを果たす。2013年からの兼任を経てNMB48に移籍。2018年5月に卒業。4月には、初主演映画『放課後戦記』が公開されるなど、今後は女優としての活動を本格化する。
[instagram] @miori_ichikawa
[Twitter] @miorin_lemon212

広島出身ではない...けれど観光大使みたいな役割をまっとうする理由

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――今年の5月にAKB48グループを卒業され、在籍中は「フレッシュレモンになりたいの~」という個性あふれるキャラクターで人気に。広島レモン大使として、現在はどういう活動をされているのでしょう。

2014年に任命されてからからもう4年、最近はトークイべントのゲストに呼んでもらうことが多くなりました。女子だけのトークイべントも実施して"レモンを食べるのが美の秘訣"みたいなお話をすることもありました。先日「HIROSHIMA博」でトークショーをさせていただきましたが、そこでも広島の魅力をいろんな方に伝えられたかなと思っています。

――普段は具体的にどういうお話をされるのでしょうか?

広島県はレモンの生産量が国内で一番ということをお話したり、海外だと防カビ剤を使っているので皮ごと食べると危ないけれど、国産レモンは使用していないので、安心安全でおいしいんですよ、というのをお伝えしたり。あとは広島で採れる海の幸についてもです。レモンだけじゃくて、広島にはこういうものもありますよって。

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――もう観光大使ですよね。私も広島出身なのでご期待したいです。

トークイべントをやるたびに(広島は)レモンだけじゃないとお伝えするようにしていて。、今年は豪雨災害もあって大変でしたけど、観光の分野でも頑張っている人たちはたくさんいて、『みんなを応援するためにも広島県に来てください』っていう気持ちでいます。広島の人にしか分からないことを、私をきっかけにたくさんの人に広められたら素敵ですよね。

――となると、かなり通われている?

それが全然行けてないんです(笑)。私のようになかなか行くことができない人たちの代表として、東京でのトークに呼んでいただくこともあります。募金活動も一緒にやりますし、間接的にも関わって行きたいんです。

広島レモン大使で活動させてもらっているので、本当は行きたいなとは思うんですけど......実家にも戻らない人なので......。引きこもりなんですね......(笑)。

――そこ、深掘りさせてください。

だめー!!(笑)。

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フレモンイメージがあるから今生まれつつある新しい自分とのギャップが生まれる

――その話は後で伺うとして、AKB48グループ時代からずっと市川さん=レモンというキャラ付けができていましたが、レモンを続ける中で、葛藤みたいなものはありませんでしたか?

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いろいろなキャラクターを実践して、それをすぐにやめる人って実は多くて。私もレモンをやめると言っていた時もありました。でも今はお仕事につながっているので、必ずしもキャラが悪いわけではないんです。なので、キャラ付けしても良いし、付けなくても良いと思うんですけど。結果的には自分がどれだけ本気で貫けるかを本気で考えていることだと思います。

私はレモンになってから、イジっていただいたり、突っ込まれたのですが、何年かやっていると、「次のネタはなに?」と言われるわけですよ。

――みんながレモンに慣れてしまうわけですね。

最初は珍しがってもらえるけど、面白くてもそのうち慣れて、それが当たり前になると飽きますよね。「まだ言ってんのかよ」になってしまう。でも、私がそこで諦めてたら、中途半端なキャラクターが残って、よく分からない位置に流されていくと思うんです。だから、何を言われてもレモンを貫こうと思っていました。

やめようと思っていた時期は、お仕事も来ていて、お茶の間にも浸透していた頃なんですが、世間が飽きてきちゃったんですよね。一般の人から「こいつ、まだレモンなのか」と言われても、他にやることないし......。その時は何も捨てるものがなくて、よし思い切ってレモンを捨ててみようと。逆に、話題作りのためにレモンを捨てるパフォーマンスをしたんです。

――ビジネスレモン捨て!

ビジネスじゃないです!(笑)。そのパフォーマンスが、ひとつのキャラになると思ってやったんですね。戦略的に考えた結果です。最終的に、誰にもハマらなかった(笑)。

――めっちゃ笑いました。

結果、「え? どっちなの?」と混乱させてしまって(笑)。「レモンをやめたのに、キャッチフレーズはレモンなんでしょ!?」みたいに、意味がわからない状態になっちゃいました。

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――捨てた一方、レモンは意地でも死守していたわけですね。

やっぱりレモン大使になっていたので、完全には捨て切れないという事情も......(笑)。お前が言い出してやっているのに、お前がやめたらどうすんだ、みたいになりますし。広島の人に申し訳ないですしね。あまりにも伸び悩んだうえ、人気も急降下したので復活してレモンに戻りました。それで分かったんですけど、レモンありきの私だったんだって。レモン様のおかげで私はここまできたのに、レモン様を捨てて、自分で独り立ちしようとして失敗したという例ですね。

――ちょっとカオス過ぎて、さっきからずっと笑ってます(笑)

あはははは(笑)。レモンに申し訳ないと思って、今まで以上にレモン様を敬うようになって、「私はレモン様のおかげですという感謝しかないです。尊敬する人はたくさんいますが、紛れもなくレモン様が一番ですね。でも両親が私を産んでくれたから出会えたわけだから......お母さん、お父さん、レモン、お姉ちゃん、おじいちゃん、おばあちゃんの順です。

――お姉ちゃんたちが不憫で泣いてしまう......。

レモンはもう家族であり、神様なんですよ。今はモデル、女優などいろいろやらせていただいてますが、過去を含めて成り立っているのが今の自分だから、レモンも過去も捨てるという選択肢はないんです。過去を捨てられないので部屋もだんだん汚くなって、今では事務所NGのレベルですが、それはすべて私を形成するものだと思っています。

――だからこそ、アイドルを卒業してもレモンを卒業するという選択肢はなかったと。

そうですね。それがあるから、今の私が活きるわけじゃないですか。レモンだったのに今はモード系の写真もやるの?ってギャップも生まれますよね。

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モノクロ。 m : miori ichikawa p : pon s : ayumi matsuda h/m : madoka

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プライベートは干物女? これまであまり知られてこなかった彼女の実態

――ではそろそろ市川さんの引きこもりライフについてお伺いしたいです。

そうですね......基本的に休みの日は家でYouTubeをずっと観てから寝て、起きたらYouTubeをずっと観てから寝て、という無限ループを少々(笑)。

――市川さんの引きこもりライフで、「これをやった方がいい」みたいなオススメはありますか?

基本ベッドの上にいるので、ベッドから一歩も出なくてもいい状況を周りに作ります。水もベッドの上に準備して、食べ物は基本的にポテチを用意する。

――体型の維持はどのようにしているのでしょう......?

ポテチは食べますが、そのあとは必ず半身浴をして汗をかいて、塩分も流します。お風呂の中も有効活用ということで、半身浴をしながらYouTubeを観る。久しく......テーブルには触っていないですね。

――テーブルはインテリアとしておいてあるだけ。

テレビもあるんですけど、最近は観ていないです。自分の出た番組はたまに観るんですけど、本当は嫌なんです。恥ずかしい......面白くないんで(笑)。「あの時、ああすればよかった」と落ち込むし、「はあ......(溜息)」となるので、番組が終わった後にエゴサをして、面白かったと言われたものだけを観ることにしています。

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――エゴサはどのくらいされているんですか?

もう暇さえあれば。電車の移動中はずっとしています。「市川美織」「みおりん」が基本で、たまに「フレッシュレモン」や「レモン」でも探してみます。やっぱりSNSの評価を気にしちゃいます。ダメとは思いつつ見ちゃいます(笑)。

「しゃべり方が嫌い」とか「しゃべらなければかわいいのに」と書いてあることがあって、確かに......って思うこともあります。「歯並びが悪い」というコメントがあったので、矯正して治しましたからね(笑)。治したら何も言われなくなりました。あとは「顔が変わった」も言われます(笑)。

――そのことについては伺っても大丈夫でしょうか? オフレコでも構いません。

全然大丈夫です! 全くやっていないんで(笑)。メイクもほぼ変えていなくて。何もしていないんですけど、"見られていたらきれいになる"というか、露出が増えることで、いろいろな人に見てもらうとかわいくなるんだ!とは思いました。それまでは、顔が変わっている人を見て、「(整形を)やってんだろ」と思ってたんです。そんなに急に成長する!?って。

――そうですね、視聴者も同じ気持ちだと思います。

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いざ私がそういう(疑われる)立場になった時に、「そういえば、たしかに最近、私かわいくなった!」と思って(笑)。昔、目にシールを貼って寝るという迷走していた時期があったんですね。二重幅を広くしたいとか、鼻を高くしたいとか、そういう時期は来るんです。目が乾くのに耐え切れなくて、すぐにやめちゃいましたけど。

――もし乾燥などの違和感がなかったら......?

やってもいいかなとは思いましたけど、それ以前に痛いらしいんですよね。麻酔ができないから。

――それ、誰から聞くんですか?

誰なんですかね~(笑)。私肌が弱くて、赤みもすぐに出ちゃうんですけど、それを昔から治したくて。肌荒れがひどい時に皮膚科に行って、お薬をちゃんともらったんです。そうしたら、すごいキレイになって! 今年の始めにすごく荒れてしまって、市販の薬だけじゃ治らなかったので、さすがに「ヤバい!」となって、皮膚科で漢方と塗り薬をもらったら、1カ月後につるつるになったんですよ~。やっぱ病院ってすごいですよ(笑)。

――もうちょっと早く行っておけば......(笑)

もちろん皮膚科に行くことで顔の形は変えられないけど、肌荒れがなくなるだけで清潔感も出るし、調子が良いのがすごく分かるようになりました。朝起きた時のテンションが全然違うんですよ! スッピンでもいられるな、と思いました(笑)。

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――最後に、率直にこれからどんな風に活躍していきたいのでしょう?

今の私から知った人も、昔の私から知った人も、面白いと思える人になりたいなと思ってます。レモンもやりますし、そうじゃない方向もできますよ、というひとつのプレゼンテーションです。

Twitterはアイドルで、Instagramはモデル。後者ではあまりアイドルを出さず、ひとつのプレゼンの場にしています。フォトグラファーさん経由でモデルとして紹介してもらうとか、服とか着たことによってアパレルブランドの方に、他にも着てくださいって言われると嬉しいです。ひとつひとつのことが、仕事につながれば良いなという感覚で、全部がチャレンジでもあるんです。

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